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「原状回復の取り決め」とは?

Category: AZplus Ownersについて , テナントビル 管理 , 原状回復

こんにちは
AZplus Ownersのスタッフです。

本日は「原状回復の取り決め」について。

店舗やオフィスの契約をする際に、決めておかなければならないのが、
退去時の原状回復についてです。

ごくたまに、契約書に「スケルトンとすること」という一文のみしか掲載されていないケースを目にする事があります。

「スケルトン」といっても貸主様の考えている「スケルトン」と
借主様の考える「スケルトン」が同じでない場合、
借主様としては当然安く抑えたいという希望があり、
トラブルになるというケースも少なくありません。

「借りた時の状態」に戻すということで「スケルトン」と記載されていたとしても
テナントが長く入居して、貸主もテナントも代替わりしたり、
管理会社の担当者も変更になっていると誰も「原状」がわからないなんていうケースは
よく聞きます。

こんなトラブルにならないためにもきちんと契約の際にルールを定めておくことがとても大切です。

具体的には、テナント物件の契約の際に『原状回復仕様書』や建築設計図書を添付したり、
『原状』がわかるようにテナント入居前に室内の写真をまとめて契約書に添付する等、
第三者が見てもわかるようにきちんと契約時に取決めをしておく等、
方法はいくつかございます。
動画を撮影しCDロムで保存しておくという方法をとること等もございます。
但し、写真や動画だけではわからない事も多い為、
原状回復仕様書を作成しておくとよりベターです。

↓原状回復仕様書(例) ※一部抜粋

テナント賃貸業はトラブルも多いのですが、これを防ぐ方法は多くございますし、
トラブルを最小限にする方法もたくさんあります。
その為に大切なことはきちんとした契約書や日々の管理がございます。

テナントビルの募集をお考えのビルオーナー様、
店舗ビル、オフィスビル等のテナントビルの管理会社をオーナー様、
弊社は集合住宅はもちろん、店舗やオフィスの入るテナントビルの管理を多くおこなっております。
お困りのことなどございましたら、是非ご相談ください!

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