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店舗ビルを建てる前にチェックして欲しい4つの事②
Category: 空室対策、テナント誘致、リーシングPoint2 貸室のアプローチと視認性を考える
こんにちは
AZplus Owners(アズプラス・オーナーズ)のスタッフです!
さて、今回はこれから店舗ビルを建て、賃貸募集するビルオーナーさんに向けて、
テナントビルを建てる前にチェックして欲しい4つのポイントの2つめについて記事をまとめました。
「そんなこと、もう知っているよ」というオーナー様もいらっしゃるかと思いますが、
意外に見落としがちなこともあるかもしれません。
ビルは立地や敷地の形状など、それぞれ条件も異なる為、ケースバイケースの事もございますが、
是非参考になさってください。
Point2 貸室のアプローチと視認性を考える
ビルを建設する時、天井高と同じように『平面図』ばかり見つめていると、
見落としがちな事の1つが貸室の『アプローチと視認性』です。
テナントさんがお店を営業する上で大切な事の1つに、貸室のアプローチのしやすさがあります。
簡単に言うと、初めてのお客さんがお店に入りやすいかどうかという事です。
都心部のビルは間口が狭いケースが多く、弊社が設計・リーシングを請け負う際には、アプローチは非常に大事にしています。
1階、2階、地下1階と3フロアを店舗で募集する際は、1階はどれだけ入口の間口をとれるか、2階、地下1階は専用階段をつけるのかどうか或いはメインの入口はEVのみとするのか、EVは何台設置するのか等、様々視点から、法規等とも照らし合わせながらアプローチについて検討していきます。
又、店舗を出店されるテナントさんが、『初めてのお客様が入りやすいように』という事で、アプローチと同じくらい気にされるのが『視認性』です。
1階であれば前面の開口部が大きなガラス張りであったり、2階であれば前面道路側が同じように大きなガラス張りでお店の雰囲気が外からわかる事、地下についてはビルの造りによりますが、半地下にして道路側からお店の様子が少しわかるような造りだったり、アプローチがドライエリアになっていて、外から入りやすいような造りにしたり等の工夫が可能です。
ただ、ガラス張りにする場合はコストもあがりますし、間口が狭いビルの場合は地下に大きなドライエリアを作る事も難しい為、敷地の形、大きさやコストとのバランスを考える必要はございます。
全く検討しないで店舗ビルを建ててしまうと、
『立地はすごくいいのに、なかなかテナントが決まらない。。。。』という事の原因にもなりかねません。
店舗を誘致したいテナントビルの場合は必ず検討して頂きたい事項の1つです。間口が広い大きな敷地の場合は別ですが、
都心部の狭小地等の場合は、どれだけ検討したかによって後々の賃貸募集にも大きく影響しますので、
是非とも、色々な可能性を検討してみてください。
さて、簡単に店舗ビルを建てる前にチェックして欲しいことのひとつである『貸室のアプローチと視認性を考える』についてまとめてみましたが、AZplus Owners(アズプラス・オーナーズ)を運営する株式会社アドバンス・シティ・プランニングは一級建築士事務所であり、管理会社であり、賃貸募集まで行う不動産会社でもございます。
200棟以上の設計実績と、賃貸の募集からテナントビル管理まで幅広い実績がございます。
商業ビルの設計から空室対策、ビル管理、ビル修繕まで幅広くご相談を承っておりますので、店舗ビルをこれから建設されるというオーナー様、まずは是非一度ご連絡下さいませ。