こんにちは
AZplus Ownersのスタッフです。

店舗やオフィスの賃貸募集（リーシング）を行っていると、
検討中のテナント様から『電気容量』についてご質問頂く事がよくございます。

ビル側としては原状の『電気容量』をテナントにお伝えする事はできますが、
ご検討されている業態がどのくらいの『電気容量』が必要かは判断ができない為、
検討テナントさんが依頼される工事会社さん等に契約の前に確認をして頂く事が大切です。

『電気容量』を増やしたいとなったとしても、増やせないケースって意外と多くございます。
前面道路が私道で電気が増やせないケースや、キュービクルの容量が既に足りないケース等、様々。

ガスや水道もそうですが、店舗を貸し出す場合、契約の前に検討テナントの内装の工事会社に
現地確認をして頂く事が大切です。

又、キュービクルを設置しているビルで、
入居希望のテナントの必要な電気容量が足りずに他フロアの使用していない電気を移動させるといったケースも
多くございますが、この時も注意が必要です。
電気を一部に増やしすぎてしまった為に電気容量が少ない貸室が出てしまい
現状は入居テナントがあまり電気を使用しないテナントで問題が無くても
将来テナントが入れ替わる際に電気容量が少なすぎて募集できる業種が限られてしまい、
なかなかテナントが決まらない等といったケースがあるからです。

電気の割り振りも将来の募集を見据えて行わないと先々の募集に影響がある可能性もございますので、
設備の事は全然わからなくて困っているというビルオーナー様、
弊社は建物の設計から管理まで幅広く承っております。
何かお困りの事等ございましたら、お気軽にご相談下さいませ。